広告の効果を向上するためのLP(ランディングページ)作成7個のポイント!基本構成テンプレートも無料公開中

広告の効果を向上するためのLP(ランディングページ)作成7個のポイント

コンバージョン(CV)獲得のために広告を運用する場合にランディングページ(以下、LP)が重要というお話はデジタルマーケティング初心者の方でも一度はお聞きになられた事があるのではないでしょうか?
WEBを使って情報取得する事が当たり前のようになった現在では、ユーザーは自身にとって必要な情報かどうかを瞬時に判断するため、より重要性が増したように感じます。
しかし、LPが重要とはいえ、どう作ればいいのか分からないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事ではLPの重要性や作成の際のポイントについて解説します。

◆LP(ランディングページ)をしっかり作り込む前後で広告効果が段違いなるケースも

LP作成と同時に弊社で広告運用の最適化行った影響も勿論ありますし、多品種ECサイトのようにLPよりWEBサイトの任意のページをリンク先として指定した方が成果が出る場合もありますが、単一サービスや製品の場合、しっかりとLPを作り込む前後で下記の通り成果に大きな差が出ることが多々あります。

【LP作成前後のリスティング広告の成果比較】
LP作成前後のリスティング広告の成果比較
(※リスティング広告配信時の結果)

◆LP(ランディングページ)は何故必要?

LPとは広義には貴社や貴社のサービスに興味を持ったユーザーが広告や自然検索など何かしらの経路から訪問し、最初に閲覧するページのことですが、ここでは、広告用に作成された1枚ものの縦長のページとして話を進めます。
WEB上には無数のコンテンツ(WEBページ)が存在し、この瞬間も増加し続けています。
これだけ情報が溢れかえっていると、ユーザーは即時に自分が探している情報が見つからなければストレスを感じ、そのまま離脱してしまう可能性が高くなります。
そのため、せっかく訪問して頂いたユーザーが離脱してしまわないよう、サービスや製品の特徴や用途を簡潔にまとめたLPが必要となります。

◆LP(ランディングページ)を作成する際に抑えておきたい7個のポイント

適切なコンバージョンポイントを設定する

コンバージョンポイントとはLPで目指すゴールの事です。
「お問い合わせ」や「資料請求」、「お申込み」などが該当します。
「お問い合わせ」や「お申込み」など受注まで近いコンバージョンポイントを設定されたい企業様が多いと思いますが、この点についてはより多くのコンバージョンを獲得できるようじっくり考えて設定してください。
リスティング広告は「お問い合わせ」、Facebook広告はリスティング広告よりライトな「資料請求」にするなど、広告媒体ごとに異なるコンバージョンポイントを設定したLPを用意するのもアリです。

実際に広告配信を開始後に、LPのコンバージョン率(CVR)が低い場合には、コンバージョンポイントをよりライトなものに変更することを検討してください。

ファーストビュー内にCTA(コンバージョン導線)を設置する

即座に「お問い合わせ」や「資料請求」ができる(ユーザーがページ内で操作を迷わない)よう、ファーストビュー内にCTA(コンバージョン導線)を設ける方がCV率が良い傾向にあります。
中でも、メインビジュアル内にフォームを設けるのが最もCV率が良い傾向にあります。

CTAをメインビジュアル内に設置することができず、メインメインビジュアル下部に儲ける場合、以下の構成でコンバージョン導線を作成するのがおすすめです。

【おすすめのCTA(コンバージョン導線)のレイアウト】

おすすめのCTAレイアウト

1)キャッチコピー
2)電話問い合わせ表示
3)お問い合わせや資料請求などのボタン
4)背景デザイン

ユーザーがベネフィット(メリット)を感じるキャッチコピー

コンバージョンしてほしいユーザーに対して、どんなベネフィットがあるのか一目で分かるキャッチコピーをメインビジュアル内に記載しましょう。
そのためには、前段階として貴社のサービス・製品のUSP(独自のセールスポイント)を明確にしておくことが重要です。
USPは、マーケティングの3C「Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の視点から”顧客にとって一番の利益(メリット)になり、且つ競合他社にはない強み”を明確にします。

そして、明確になったUSPをキャッチコピーとして簡潔で分かりやすい表現にします。

CTA(コンバージョン導線)の文言とフォームの見出しを一致させる

ポイント2でご説明したCTA内に設けたボタンの文言とフォームの見出しを一致させます。
例えば、ボタンの文言が「資料請求」であればフォームの見出しも「資料請求はこちら」。
ボタンの文言が「お問い合わせ」であればフォームの見出しも「お問い合わせはこちら」。
といった具合に一致させます。

例えば、資料請求ボタンを押した後に遷移するフォームの見出しが「お問い合わせはこちら」などと不一致だった場合、ユーザー本来取りたかった行動と異なるフォームが表示されたと違和感を感じ、離脱する原因となります。

不要なリンクの削除

LP内に設置する他ページへのリンクは「会社概要」や「プライバシーポリシー」など必要最低限のリンクに留めてください。
LPの目的はあくまで「コンバージョンしてもらうこと」です。
そのため、他ページへ遷移し、そのまま離脱してしまう可能性のある不要なリンクは削除しましょう。

信頼・信用度のアピール

「導入事例」や「お客様の声」、「第三者のメディアからの評価」「その業界の権威ある人物からの推薦」など、客観的事実として信頼・信用度が向上する情報をLP内に掲載してください。
特に大手企業と取引したい場合には、信用情報が重要となるため、同じく大手企業への導入事例を掲載すると良いでしょう。
逆に中小企業をターゲットとする場合は、大手企業の導入事例ばかり掲載すると自分達向けのサービスでは無いと判断される可能性があるため、注意が必要です。

ページの表示速度を上げる

極力、画像ではなくテキスト化できる部分はテキスト化する、画像サイズを最適化する、コードを圧縮するなどで、ページの表示速度を向上させましょう。
広告のクリック後、ページの表示まで時間がかかるとユーザーはストレスを感じ、離脱のリスクが高まります。
また、特にGoogleなどはモバイル端末でのページの表示速度は非常に重要視しており、
広告の品質評価やSEOの評価にも大きく影響します。

まとめ

ご紹介した他にもCTAボタンの工夫やターゲットに合わせた色味など細かい点を挙げれば沢山ありますが、成果への影響度が高い項目を7個ご紹介しました。
ただし、LPは一度作れば終わりというものではありません。
解析ツールなどを用いながら試行錯誤し、より成果の出るLPに改善していきましょう。

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